データベースを利用するアプリケーション(作成準備編)
動機先月から折れ線グラフで表示するプログラムをJavaFXで作っています(自宅や出張中の宿で細々とです。出張先では通勤時間とか家事とかがないので捗りました)。torutk.hatenablog.jpスペクトラム・アナライザのデータをファイルから読み込む機能を持たせていますが、ファイルの数が増えてくると、ファイルの管理が大変になります。例えば、どの信号を解析したものか、それはいつのものか、解析に使った...
View ArticleMicrosoft SQL Server JDBCドライバーにmodule-info定義を追加してモジュール対応
はじめにMicrosoftSQL ServerJDBCドライバーのモジュール対応(module-info.classの組み込み)を試みました。経過をメモします。経緯SQL...
View Articleデータベースを利用するアプリケーション(データベース作成)
はじめに続きです。torutk.hatenablog.jp今回は、データベースにテーブルを定義し、アプリケーションから利用できるようにします。 利用するデータベースは先の日記に記載のとおり、SQL Serverです。データベースの作成ツールSQL Server Express Edition(またはDeveloper Edition)がインストールされた環境で開発を進めます。...
View Articleデータベースを利用するアプリケーション(データベース接続)
はじめに次の記事の続きです。torutk.hatenablog.jpデータベースの作成が終わったら、いよいよアプリケーションからデータベースへ接続してデータの読み書きをします。JDBCAPIJava SEではRDBMSを利用する標準APIとしてJDBC(Java DataBase...
View ArticleResultSetがStreamになったら嬉しいかも
はじめにJDBCでデータベース検索のプログラムを書いていると、テーブル毎に似たような、そしてちょっとずつ異なるコードを書くことになります。 異なる部分は、カラム名、データ型、そして取り出したバラバラの値をJavaのデータクラス(ドメインクラスであったり、DTOであったり)に詰める処理です。典型的には以下のようなプログラミングになるかと思います。class DbAccessor {...
View Article今月のJava読書会は「The Java Module System(洋書)」を読みます
Java読書会の新しい本毎月1回川崎市でJavaに関する技術書籍の読書会を開催しているJava読書会BOFでは、 先月で「Java 11 and 12 - New Features」が読了し、新しい課題図書のWeb投票を実施ました。 その結果得票数4票(!)で第1位となったのがThe Java Module Systemです。本書は、Java SE 9で導入されたJava Platform...
View ArticleRubyMineでRedmineプラグイン開発をする(Windows環境)
はじめにこれまでは、Windowsマシン上でRedmineプラグイン開発環境を用意するのに、仮想マシン(Hyper-Vなど)にLinuxを入れてその上でLinuxベースの開発環境を整える方法を取っていました。ただしCUI環境が主です。Hyper-VでGUI環境を動かすとかなり動作がもっさりして快適とは程遠いので(キー入力も一呼吸待たされる)、開発環境として使う気になれないほどです。...
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Windowsマシン上でのLinux環境は混沌とPC上に直接Linux OSをインストールして起動する(デュアルブート)環境は対象外とします。 Windows OSの動作を前提に設計されたノートPCでは、Linux OS向けドライバが存在しないデバイスが搭載されていることが多く、Windows OSの上でLinux環境を動かすことになります。Windows 7の頃は、Windows...
View ArticleWSLでCentOSが利用できるかも?
WSLで動くLinuxディストリビューション現在、WSLの上で動くLinuxディストリビューション(WSLではLinuxカーネルは動かさないので実際にはユーザーランド)は、マイクロソフトストア上にUbuntu、OpenSUSE他いくつか用意されていますが、CentOSはありません。普段CentOSを使っている場合、別なディストリビューションを使うとコマンド体系等が異なるので不便を感じます。そんな折、...
View ArticleWSLでCentOSが利用できたかも?(CentOS 7)
WSLで動くLinuxディストリビューション現在、WSLの上で動くLinuxディストリビューション(WSLではLinuxカーネルは動かさないので実際にはユーザーランド)は、マイクロソフトストア上にUbuntu、OpenSUSE他いくつか用意されていますが、CentOSはありません。普段CentOSを使っている場合、別なディストリビューションを使うとコマンド体系等が異なるので不便を感じます。そんな折、...
View ArticleRedmineのテキスト編集をIE上で行う際Escキーで編集内容が消える問題の対処
はじめに自宅PCや開発PCでは、Webブラウザとして主にFirefoxを使い、たまにChromeを、稀にEdgeを使います。 先月初めに、職場が移って(現職出向から帰任)新しいPCが配布されました。業務システムの対応Webブラウザの関係か、デフォルトがIE 11となっています。IE...
View ArticleGithubのブランチ管理方針~Redmineプラグインの場合
Gitのブランチ管理方針~Redmineプラグインの場合Redmineプラグインのコード管理の背景RedmineのGlossary...
View Article「The Java Module System」を読む会これまでのまとめ(その1)
Java読書会「The Java Module System」を読む会(第1~3回)のまとめ(その1) #javareadingJava読書会BOFでは、2019年11月から「The Java Module Systems」(洋書)を読み進めています。The Java Module System作者:Nicolai Parlog出版社/メーカー: Manning Publications発売日:...
View Article「The Java Module System」を読む会これまでのまとめ(その2) #javareading
Java読書会「The Java Module System」を読む会(第1~3回)のまとめ(その2)torutk.hatenablog.jpの続きです。第2章 Anatomy of a modular applicationモジュール化したアプリケーションのディレクトリ構成の例 +- libs (サードパーティの依存物) +- mods (コンパイル&パッケージ化したモジュール) +-...
View ArticleJDK 9のjavac "--release"オプションについて
はじめに 2月1日開催の Java読書会「The Java Module Sysmem」を読む会(第4回)において、コラム枠にJDK 9で導入されたjavacコマンドのオプション--releaseの記載がありました。 --releaseオプションは、開発(コンパイル)に使用するJDKのバージョンよりも古いJava...
View Articleソフトウェア開発環境が含む範囲
ソフトウェア開発環境が含む範囲本記事は、製品としてソフトウェアを作る場合で、複数の開発者が共同して作業する、企業でのビジネスを想定しています。プログラミング言語は、コンパイラ型でオブジェクト指向プログラミング機能を想定しています。逆に、サービスの提供が目的でソフトウェア自体が製品ではない場合、開発規模が小さい(ごく少人数の開発で阿吽の呼吸が通じる)場合、既にある製品やサービスを活用し、ちょっとしたア...
View ArticleNetBeans 8.2のFindBugs Integrationプラグインインストールがエラーに
発生した事象4,5年前に立ち上げ時期だけ参加していたプロジェクトがありました。そのプロジェクトはもうクローズしていますが、その資産を引き継ぎ新たに開始したプロジェクトがあり、Javaに詳しい開発者がいないとうことで、そのプロジェクトを(本業に差し支えのない範囲で)支援することになりました。支援先の開発環境が、NetBeansIDE 8.2(とOpenJDK 1.8.0)を使っているので、...
View ArticleJava Module Systemのmain classを持つJARファイル作成の落とし穴
発生した事象IntelliJ IDEA で作成していたJavaFXアプリケーションがあります。ビルド成果物でJARを作成し、Main Classを指定すると、実行可能JARファイルが生成されます。このアプリケーションのプロジェクトにmodule-info.javaを追加してJava Module...
View ArticleJava SE 8の安定感
はじめにこれからソフトウェア開発を始めるプロジェクトでプログラミング言語にJavaを使う場合に、Javaのバージョンをどうしようかと調べたことを書き付けます。開発するソフトウェアは、5年から10年、場合によってはそれ以上使われることが想定されます*1。JavaのバージョンとライフサイクルOracle、Red Hat、Azul Systems、および Bell softwareが提供するJava SE...
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